前回の記事で台北駅裏手にある「後車站紀念廣場」についてご紹介しましたが、火事で消失する前の、在りし日の後車站の写真を林志明様よりお借りすることができましたので、ここで紹介します。

台北後站(林志明様撮影)

まずは台北後車站(台北後站)です。今の市民大道と太原路の交差点辺りにありました。雙連、圓山、士林、天母、北投、淡水など、台北北部に向かう人々が多く行きかう場所でした。今は高架道路があるせいで、ちょっと薄暗いですが、昔はこんな明るい感じだったのですね。

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ちなみに今の市民大道と太原路の交差点辺りはこんな感じです。ちょっと薄暗いですが、この視界のちょうど後ろは「後車站商圈」として様々な種類の問屋が集まり、賑わっています。

台北車站構内(林志明様撮影)

捷運(MRT)に切り替わる前、のどかな近郊路線だった淡水線は台北車站(台北駅)第六月台(6番ホーム)から発車していました。現在は台北駅周辺の鉄道は全て地下化されていますが、昔は地上に全てのホームがあったのです。

淡水線は1901年(明治34年)に開通したのですが、台北駅の裏手にあたる場所に改札や切符売場を備えた「台北後站」(日本統治時代は「裏臺北驛」)が設置されたのは1939年(昭和14年)のことです。

重ねてになりますが快く転載をご許可いただいた林志明さんに感謝したいと思います。林志明さんは30年に渡って撮影した台湾のローカル線の写真を中心に、昔の台湾の記録をブログを通じて発信されています。

林志明さんのブログ「車迷的世界」(繁体字中国語)

※在此我(平凡人@台湾)向林志明先生表示深深的謝意!

(2010年4月5日 更新)

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