台湾に住み始める前に旅行で台東に来たときにふと気になって撮影した優雅な建築物。実はこれも貴重な歴史建築なのです。
日本統治時代が終了したばかりの1952年に地元の豪商が建て、当初は「太和戲院」と命名された映画館でした。当時高価だった鋼材やコンクリートを大量に使い、重厚な建築物に仕上がっています。
その後、オーナーが変わり、名前も「和平戲院」となりましたが、経営が振るわず、1985年に東和外科診所に貸し出して現在に至ります。建物内部は部屋割りを変えるために回想したものの、外観は屋根に十字架を付け加えた意外は変わっておらず、今も当時の姿を残しています。
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