宜蘭縣頭城鎮の台湾の伝統的な氷菓子「芋仔冰(台湾語:ō͘-á-peng、オアーペン/北京語)」の老舗、阿宗芋冰城。昔自転車についているラッパを鳴らしながら売り歩いていた姿から「叭噗(Ba pū、バプー)」という名前でも親しまれています。
味は芋頭(タロイモ)が基本、その他紅豆(小豆)、鳳梨(パイナップル)、花生(ピーナッツ)、桂圓(龍眼)、紫米味があります。写真で見えているのは上は芋頭、下は鳳梨です。好きな味を3種類選んで35元です。
芋仔冰はタロイモなどの具を蒸してすりつぶし、砂糖、小麦粉、片栗粉を入れた後、冷凍庫の中で混ぜ続け、空気を含ませます。アイスクリームと違って乳製品ではありません。台湾の暑い気候と昔のクーラーも無い環境の中ですぐに溶けてしまうのを防ぐため、粘度は高めになっており、濃厚なタロイモ等の具の味としっかりした食感が楽しめます。