海外進出・海外展開・海外起業では人口など市場が大きさが進出先の条件に上がることが多いです。でも台湾でずっとビジネスをしているとちょっと違う側面が見えてきます。日本から初めて海外進出・海外展開・海外起業を行う際に、台湾をお薦めしたい理由について市場規模の点から書いてみます。

面積は九州、人口は近畿に匹敵

まず数字から見ていきましょう。台湾の面積は九州とほぼ同じですが、人口は九州の2倍近く(台湾2340万・九州1310万)、近畿地方(2府5県・2260万)よりもちょっと多いくらいです。

九州や近畿2府5県を小さな市場と思う方はそんな多くないはずです。でも海外となると「13億」など大きな数字と比較してしまうので錯覚に陥りやすいのです。

顧客にアクセスしやすい市場

人口が多くてもそこにアクセスできなくては意味がありません。具体的には通信・交通・物流・金融などのインフラが商売のやり易さに大きく絡んできます。台湾はこの点では先進国レベルだと言えると思います。

親日的&かなりの経済力を持つ台湾人

台湾の人口は2300万人ほどにもかかわらず2013年は220万人以上の台湾人観光客が日本に遊びに来てくれました、これは日本から台湾を訪れる観光客(140万人)を大きく上回ります。台湾では日本番組専門チャネルもあり、日本旅行に関する番組や書籍も豊富。とても日本に関心を持ってくれている人々です。

また平成23年の東日本大震災では官民合わせて台湾からの募金額は200億円以上になりました。絶対額で見てもダントツ世界一、人口を考えると台湾国民1人当たりの金額は他国の何倍にもなります。

また台湾からは観光や商用で年間1000万人超が出国するなど、先進国並みに経済力がある人々です(日本は1億人以上の人口なのに、出国者数は年間1400万超ほど)、こうやってみるとかなりの経済力を持つことが分かります。

日本の経験や技術を活かす余地がまだまだある!

とはいいつつも台湾だって外国、日本とは違います。私も長年台湾に住んでいますが、日本より不便と思うことはまだまだあります。ここに日本の経験や技術を活かし、台湾社会に貢献する余地、つまりビジネスチャンスがあるわけです。

(参考資料)

(2014年9月21日 更新)

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