金山は「鴨肉」で有名です。中国語だと野生の鴨とアヒルの両方とも「鴨」で、実際はアヒル肉のことを指します。金山では「金包里鴨肉ㄜˋ」が良く知られ沢山の人が集まってきます。

「ㄜˋ」は台湾の中国語で使われる発音記号で「オ」と読みます。創業者の李光雄の名前が日本語だと「ミツオ」と読み、最後の「オ」だけとって「阿ㄜˋ(アーオ)」というあだ名が付いていたそうです。その「阿ㄜˋ(アーオ)」が「鴨肉」を売ったので、その店は「鴨肉ㄜˋ(台湾語:ah-bah-o・アーバーオ)」と呼ばれるようになったそうです。

金山「金包里鴨肉ㄜˋ」の鴨肉

「鴨肉」です。塩茹でしたあと、醤油ベースのタレで頂きます。肉の味もやわらかさや歯ごたえも含めてとても美味しいです。皆これを目当てに金山に来るといっても過言では無いので、遅い時間に行くとなくなっている可能性が高いです。

金山「金包里鴨肉ㄜˋ」の紅糟鰻魚

「紅糟鰻魚」です。「紅糟」とはもちこめ、赤米、麹で造るお酒の酒粕で、肉料理や魚料理に良く使われます。「紅糟鰻魚」はウナギを紅糟に漬け込んで油で揚げたものです。

金山「金包里鴨肉ㄜˋ」の油漬桂竹筍

「油漬桂竹筍」です。「桂竹筍」は日本のタケノコよりみずみずしく柔らかい食管でとても美味しいです。それを鴨肉から取ったスープで煮込んでいます。

金山「金包里鴨肉ㄜˋ」の炒麺

「炒麺」です。簡単に言うと焼きそばですが、これも鴨肉から取ったスープで茹でてから炒めており美味しいです。

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この「金包里鴨肉ㄜˋ」は廣安宮という廟内にあります。ここに行くと「鴨肉」以外にも色々な大皿料理が並んでおり、自由に取ることができます。全ての料理が大皿なので、とても量が多く、でも安いのが人気の秘密だと思います。「鴨肉」も普通のものよりも長い時間をかけて育てたアヒルを使っており、肉の歯ごたえも味もしっかりしており、美味しいです。

なんと自由に取った大皿料理は一旦廟を出て、別の建物に自分で持って行って食べます。よってこの辺は道に大皿料理を持ってウロウロしている人たちがいます。先に場所をとって料理を取りに行った方がよいかもしれません。

これで食い逃げされないのだろうか?と思ってしまいますが、特に何の問題も無く運用できているようです。台湾人のモラルが高いとも言えるでしょうし、もしくは廟内なのでさすがに悪いことする輩が来ないのかもしれません。

(2010年5月20日 更新)

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