南京での鳩山由紀夫元首相の謝罪に対する、ある台湾人の考え方

あまり政治ネタはやらないことにしているのですが、ちょっと面白かったので、緊急でブログに上げてみました。Facebookに台湾人の友人が書いていた感想。

早報看到鳩山由紀夫為南京大屠殺道歉,看完沒有欣慰之意,只覺得日本太沒誠意日本挑釁在先,還把談判堵死,所以我們只能奉陪,丟掉幻想,準備戰鬥。解放軍少將羅援說:中國應該不怕鬼,不信邪。敢於打鬼,天下無鬼,怯於打鬼,遍地是鬼。這一席話,說的明白,一語道盡,吾實為佩服。總之,搭便車道歉法也只有日本人想的到,實在太方便了。

朝刊で鳩山由紀夫が南京大虐殺について謝罪しているのを見たが、納得できなかった、ただ日本は誠意が無さ過ぎると思った
日本は挑発が先に来て、交渉も埒が明かない、だから我々もお相手するしかない、幻想を捨て、戦う準備をするのみだ。
(人民)解放軍少将羅援が言った「中国は亡霊を怖がるべきではないし、邪道を信じるべきでもない。亡霊を勇気を持って打ちのめし、亡霊を世界からなくすべきだ。幽霊にひるむと、至る所、亡霊だらけになる。」
言っていることが明快で、一言で言い尽くしていて、実に感心した。とにかく、(前首相の私的中国訪問の)ついでに謝るというのは日本人だけが考え付くことだ、都合が良すぎるだろう。

台湾のマスコミにも親中派はいるし、少なくない台湾人が中華民族だという意識はあると思うので、こういう意見は少なくはないと思います。
鳩山由紀夫さんにとっても、こういう反発は心外だろうけど、謝れば済むという単純な問題ではないことを理解してほしいと思います。日本国内でしか通用しない内向きなロジックで海外に出ても相手に理解されません。
かといって中国人の主張がアジアで賛同されているわけでもありません。ベトナム人からみると「お前こそ誠意が無いだろう」と見られるでしょうし、マレーシア人やインドネシア人もまた異なる見方があると思います。
「日本が挑発している」という風に見えるのは、日本側がちゃんと主張すべきことをしていないから。ちゃんと日本側の立場も発信し、もっと多くの人に日本という国を知ってもらうべきです。
※公開後、追記しました。

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